雇用時健康診断
労働安全衛生規則第43条により、事業者が常時雇用する労働者を雇い入れる場合には、その方への健康診断の実施が義務づけられていて、これを「雇用時健康診断」と言います。雇用時健康診断で実施される検査メニューと料金は次の通りです。
雇用時健康診断のメニューと料金
検査内容 | 検査項目 | 一般健診 |
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一般計測 | 身長・体重・BMI・腹囲・視力 | ● |
聴力 | オージオメーター | ● |
尿検査 | 糖・蛋白・潜血・ウロ | ● |
呼吸器 | 胸部X線直接撮影 | ● |
循環器 | 血圧測定 | ● |
心電図 | ● | |
血液学的検査 | 貧血 | ● |
白血球 | ● | |
生化学的検査 | 肝機能 | ● |
脂質 | ● | |
糖尿 | ● | |
医師診察・問診 | 自他覚症状、既往歴、生活状況調査 | ● |
料金(税込) | 8,800円 |
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海外渡航時健康診断
労働者を6月以上海外に派遣しようとするとき、また6月以上海外勤務した労働者を帰国させ、国内の業務に就かせるときは、健康診断を行わなければなりません。 項目としては、定期健康診断と同じ項目になりますが、医師が必要と判断したときには、以下の項目も追加して実施しなければなりません。
海外渡航時健康診断のメニュー
検査項目 | |
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腹部画像検査(胃部エックス線検査、腹部超音波検査) | ● |
血中の尿酸の量の検査 | ● |
B型肝炎ウイルス抗体検査 | ● |
ABO式およびRh式の血液型検査(派遣前に限る) | ● |
糞便塗抹検査(帰国時に限る) | ● |